四世代同居を楽しむ秘訣は
程よい距離感と
変わらぬ二人らしさ。

結婚年目

斎門百合さん   斎門貴洋さん

斎門夫婦

撮影時: 結婚29年目

斎門百合さんと貴洋さんは、結婚して29年。長い時間をともに歩んできたお二人ですが、その始まりは高校時代にさかのぼります。

当時、グラウンドの横にあった学食には、ソフトボール部の練習を見に来る女子生徒が多かったそう。百合さんも、友人の付き添いでその場にいるうちに、自然と貴洋さんの学年と交流するようになりました。

ソフトボール部の貴洋さんは、優しくて面白い人気者。いつしか百合さんも惹かれるようになり、交際がスタートしました。高校卒業後、貴洋さんは大学へ進学し、百合さんは就職しましたが、時間があれば会い、変わらず仲の良い日々を過ごしていたそうです。

「付き合ったころから結婚するつもりでした。でも、まだ若かったし、周りの友人たちも独身が多かったので、もう少し社会人経験を積んでからにしようと思っていました」と百合さん。

それから8年。周囲から「そろそろ結婚しては?」と言われることが増えた頃、百合さんのご両親を安心させたいという思いもあり、平成8年に結婚を決めました。

家族とともに歩む、 同居の選択

結婚後、百合さんは貴洋さんの両親と同居を始めました。4姉妹の3番目として育った百合さん、親や姉も同居経験者だったことから2世帯同居は身近なものでしたが、実際に同居するとなると気を遣うことも多かったといいます。

「親しき中にも礼儀あり。お互い思いやりを持つことが大切だと思っています。直接言うと角が立つこともあるので、時には貴洋さんに間に入ってもらうことで、うまくまとまることもありました」と百合さん。

もちろん大変なこともありますが、近くに頼れる親がいる安心感は大きなものでした。介護の仕事をしている百合さんにとって、夜勤の際に子どもを見てもらえるのはとても助かることだったそうです。

「何より、家族の仲がいいことが一番。その姿を子どもたちも見てくれていると思います」

四世代同居のスタート。第二の子育ても実施中!

2017年には娘が結婚し、夫婦二人の暮らしに思いを馳せた百合さんと貴洋さん。ところが娘夫婦も一緒に暮らすことになり、現在は、親と娘夫婦、そして孫たちと共に四世代で暮らしています。

「娘が結婚すると聞いたとき、これから夫婦二人でどんな老後を過ごそうかと話していました。少し寂しさもありましたが、まさか娘が帰ってくるとは思っていなかったので、驚きと嬉しさがありましたね」と貴洋さん。

孫の面倒を見ることも多く、現在は“第二の子育て”の真っ最中ですが、休みの日はドライブやお出かけを楽しみ、たわいのない話から仕事の相談まで、何でも話す二人のスタイルは変わらぬままです。

「黙っていると、体調でも悪いのかと心配になってしまうくらい、いつもしゃべっています」と笑う百合さん。結婚から29年。家族のかたちが変わっても、お互いを思いやり、自然体でいられる関係は変わりません。

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